はじめてのFOSS4G

当エントリは、 FOSS4G Advent Calendar 2011 の12月28日分として投稿したものです。ぜひ他の方のエントリも御覧下さい。



アタシ
wing83s
歳?
28
まぁいわゆるアラサー


GIS
まぁ
当たり前に
使ってる
てか
使ってない訳ないじゃん
みたいな


FOSS4Gは
よくわかんない
てか
周りでなんか
流行ってる
みたいな



というわけで、ど素人の私が初めてFOSS4Gを使ってみた、というエントリです。
(冒頭は昔流行った某ケータイ小説からの着想です)


・そもそもFOSS4Gって?
手元にある、「FOSS4G HAND BOOK」(OSGeo財団・著、森 亮・監修、開発社)にはこうあります。

FOSS4G HANDBOOK(フォスフォージーハンドブック)

FOSS4G HANDBOOK(フォスフォージーハンドブック)


FOSS4GはFree Open Source Software for Geospatialの頭文字をつなげた言葉で(中略)地理空間分野のためのフリーオープンソースソフトウェアのことを一般的には意味します。
オープンソースソフトウェアの特徴をひとことで言えば、プログラムのソースコードと呼ばれる“設計図”が公開されていることです。


設計図が公開されているので、改変も共有も自由にできる、しかも無償で利用できる。ということ。
商用ソフトを当たり前のように使っているとなかなか馴染みのない話で、
初めて聞いたときは、「そんなことができるのか」と驚いたものです。


・FOSS4Gとの出会い

私は昨年の春から大学院で、
GISを使った感染症制御、医療資源アクセス解析の研究を始めたわけなのですが、
学会やtwitterのGeoクラスタで出会う人が揃いも揃って、
「おーぷんそーす」とか、「ふぉすふぉーじー」とか、そういうのを聞きながら育ってきた、
そして気づいたら誘いに乗せられてこんな記事を書いている、といった具合です。
(本当にその程度です!)


ちなみにメインで使っているのはAで始まる某有名GISソフトです、はい。
大学がサイトライセンスを持っているので、さも当然のように使っています。
しかし、大学にいないと使えないという欠点が。(自宅じゃ仕事できない!)
仮に自分で買おうとしたら目が飛び出るような値段するし。
そういうこともあって、オープンソースのも使えるようにしておきたいなーというのもあります。


・インストールしてみた

まずは最初のステップということで、ソフトをインストールするところから始めてみます。
Say_no氏曰く、

「スタンドアロン版を個別にインストールするよりは、OSGeo4Wをインストールして、その上で管理することをお勧めします」

か、ふむふむ。


OSGeo4Wではいろんなパッケージを一括で管理できるようらしい。ここからインストールできるようです。
http://trac.osgeo.org/osgeo4w/wiki/OSGeo4W_jp


インストールをぽちっと。とりあえず簡易インストールで。
なんだか簡単にできそうだ。


インストール完了。おぉ。デスクトップにいろんなソフトが並びました。
Quantum GIS, GRASS GIS, Open EV, uDig, GDAL…


うーむ…果たしてどれを使えばいいのでしょう。
HAND BOOKには説明が書いてあるのですがナンダカヨクワカラナイ…。


使うのは、またこれからぼちぼちやっていこうと思います。


・最後に
2012年のWant to Doを書いておきます。

  • FOSS4Gソフトウェアを少なくとも2つは触ってみる。
  • FOSS4Gを使って、手持ちのデータで何か解析をやってみる。
  • 特にWebGISについてもっと勉強して、ある程度使いこなせるようになりたい(調査で使い始めたので)。
  • 「医療系のGIS使い」として何ができるかを今以上に模索して、形にして、世に送り出したい。


だんだん壮大になってきてしまいましたが、とにかく勉強、勉強です。